ワードの文章校正

 
  ワードには、文章校正機能が付いており、誤字脱字、スペルの間違い、表記の揺れ、
 書式の不統一などのチェックを行ってくれます。この機能について説明します。  
 
  下記のような文章では、赤い波線、青色の二重下線が表示されています。 

          
     赤の波線……スペルの間違いや意味のない言葉が混じっている場合に表示されます。
   青の二重線…言葉の使い方の誤り、書式の不整合がある場合に表示されます。
        注:2010以前のバージョンでは、二重線ではなく波線が表示される。

 <文章校正の条件設定>
   文章校正の条件を設定するには
  1.「ファイル」タブの「オプション」を選びます。
  2.「文章校正」を選択します。

    

  3.文章のスタイル(文章校正のレベル)設定
    ここでは、「公用文」(@)になっているが、「くだけた文」に設定すると、
   らぬき言葉などもOKとなります。友人同士でやり取りする文章なら、このレベルで
   問題ないと考えますが、「通常の文」に設定しておくほうが無難でしょう。

   
  4.波線を表示させない
    固有名詞などは、間違っていないのに波線が付くことがあります。赤の波線が
   ついて都合が悪い場合は、「例外」(A)の下の「この文書のみ、文章校正結果を
   表示しない」にチェックを入れます。
    なお、「この文章のみ、結果を表す波線を表示しない」だけにチェックを入れた
   場合は、スペルチェックの結果だけ無表示になります。

 <実際に使ってみよう>
     

      上記のように文章を作成すると、自動的に校正してくれます。
   また、「私のの趣味は釣りです。」 の部分にポインターを置き、「校閲」→
  「スペルチェックと文章校正」をクリックすると、「エディター」が表示され
  入力ミスであることと修正候補が表示されます。修正候補が表示されない場合も
  あるので、そのときは自分で判断するしかありません。
   なお、前述したように構成のレベルを「くだけた文章」に設定している場合は
  「たべれません」は正しい文章と判断されます。<BR>

      

 
 <スマート検索を活用しよう>
   文書を作成しているときに、この漢字でいいだろうかと迷うことはありませんか。
  例えば「召集」と「招集」は似ていますが、使い方はまったく違うのです。
  Office2016には、スマート検索機能がついていて、いちいちWebを開いて今朝くする
  必要がなくなりました。
  検索したい語句を選択し右クリックし「スマート検索」をクリックすると、
  ウィンドウの、BR>   右側に作業ウィンドウが現れ、検索結果が表示されます。
  検索結果をクリックするとWebページが表示されます。

ワードにおける文章校正