能登&金沢の旅

       
輪島の朝市
  魚介類や漆器を扱う100から200のお店が並びます。
 値札がついていないものが多く、値段は交渉次第で、
 売り手と買い手の駆け引きが面白い。

キリコ会館 

  キリコとは「切子灯篭」のことで、能登地方で夏から
 秋にかけて行われる祭りのご神灯の役割を担います。
 キリコは、神様(お神輿)の足元を照らす照明役なのです。
 
 
 
この会館には大小50基以上のキリコが並べられています。
 大きなものは、高さ15m、重さ2トンもあり、担ぐのに200人
 ほど要するそうです。


    

白米千枚田
   
  
輪島市にある棚田で、数が多いことから千枚田とよばれ
 ています。一昨年「世界農業遺産」に選ばれた里海里山で
 その中心をなしているのが、この千枚田です。



 
最近、耕作する農家が減り、田植えや稲刈り時には 多くの
 ボランティアに頼らざるをえない現状だそうです。
 たまたま、訪れたこの日(5月29日)は、和倉温泉で「世界
 農業遺産会議」が開催され、各国から多くの人々が来て
 いました。

   

珠洲市「塩づくり工場」
  この工場は、塩田から採取する工場ではなく、海水を
 ポンプで汲み上げ、スプリンクラーで簾に吹き付けて濃度を
 上げるという方法をとっていました。


 

 
ある程度の濃度に凝縮された海水は、このような大窯で煮
 詰めて製造します。
 能登の塩の製造には、このように簾に繰り返し散布して
 かん水を作る「流下式製法」と海水を塩田にまき、天日で
 乾燥させる方法があります。


見附島(軍艦島)

 珠洲市にある無人島で島は長さ約150m、幅約50m、標高
 約30mの小島で、島全体が珪藻土から成っています。
 そのため、少しずつ変化し、200年後にはなくなる運命に
 あるとか。


機具岩(ハタゴ岩)

 浸食された二つの岩がしめ縄で繋がれています。
 伊勢の「二見岩」に似ているところから別名「能登二見岩」
 とも呼ばれています。


岸壁の母碑      
 
「岸壁の母」のモデルになった瑞野伊勢さんの故郷がこの
 志賀町であることから、ここに記念碑が建てられました。


   

世界一長いベンチ

 「岸壁の母碑」の横に長さ460mの長いベンチがあります。
 世界一としてギネスブックに登録されましたが、残念ながら
 現在は他に抜かれてしまったとのことです


能登金剛
 
志賀町にある長さ30Kmに亘って、断崖が繋がっている能登
 の代表的な景勝地です。


巌門
 波に蝕されてできた洞門で、幅6m、高さ15m、奥行き60m
 の大規模な洞門です。

 
 巌門は松本清張の「ゼロの焦点」の舞台となったことで一躍
 有名に 。ここには、松本清張の歌碑が建っていました。

   

気田大社拝殿
 
  羽咋市にある能登一宮。気多大社裏手には「入らずの森」が
 あり、なんびとも入ることができない「原生林」があります。
 訪れた昭和天皇もその前で引き返されたとのことです。

 園内には、珍しい絡み合った二本の松がありました。  


 

兼六園    

 水戸のかい楽園、岡山の後楽園と並ぶ日本三大庭園の
 ひとつです。  

  

 
ちょうどあやめが満開でした


   

瓢池(ひさごいけ)    
 
 
瓢箪の形をしているとこらから、その名がつけられました。    


   

「金沢城」

 平成13年に完成した「金沢城」の延べ1,900m復元
 建造物です。
 3層3階の菱櫓と橋爪門続櫓が2層2階の五十間長屋で
 つながってます。総工費46億円を要したそうです。 


菱櫓から見た金沢市内




五十軒長屋
二つのやぐらを繋ぐ武器倉庫。規模の大きさとと建築
 様式の素晴らしさに圧倒されます。
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