北斎 富獄三十六景追撮NO7

Ya本所立川
#Y:本所立川
江戸時代の立川は今の江東区竪川。 江戸木場は利根川-荒川-隅田
川の水系で筏での運輸が盛んでしたから 材木屋は繁盛していたので
しょう。現代の建築材は鉄と合成樹脂に変り、木場近辺には材木屋も
少なくなりました。 当時は見えた富士山も、今はスカイツリーに変わって
眺望に入るのみ。
Yb本所立川
東海道金谷ノ不二
金谷は大井川鉄道起点の街。 この鉄道の方向と逆の南には牧之原公園と言う高台あり、 ここからは北斎が歩いたであろう東海道に大井川が眺められる。 川の遥か向うに富士が展望できます。
駿州大野新田
静岡県金谷の富士

駿州大野新田 東海道線吉原駅の北方数km地点は富嶽富士の裾野の目前が大野新田。 現在は広い土地に長距離輸送のトラック運送会社の倉庫が立ち並ぶ。 今は北斎画にある沼が整備され東海道に沿って沼川が走る。 180年を経て環境一変。

駿州江尻
旧東海道は現在の清水駅の北を横切る。 江尻の地名は今も残る。
北斎画の通り富士の吹き降ろしの風は強く、 撮影日も風強く山頂に
雲が流れた。

静岡県江尻